トップ > 最新情報 > 第35回生体医歯工学公開セミナー(2025年10月1日)
最新情報
日時 | 2025年10月1日(水)11:00~11:45 |
場所 | 東京科学大学すずかけ台キャンパス R2棟1階 OCS会議室1 |
講師 | Dr. Daniel Salazar BCMaterials, Basque Center for Materials, Applications and Nanostructures, UPV/EHU Science Park, 48940 Leioa, Spain |
講演題目 | 磁性形状記憶合金:生体医用応用への可能性 |
参加人数 | 15名 |
磁性形状記憶合金(MSMA)は、生体医用分野で強い可能性を秘めたスマート材料として台頭している。リボン、粉末、線材、複合材料、3Dプリント構造など多様な形態でその性能が実証されており、物理的・機能的特性は調整可能である。重要な評価項目として生体適合性が挙げられ、特に毒性、固定化、酵素活性評価に重点が置かれている。先進的な製造プロセスと生物学的性能を結びつけることで、MSMAは将来の医療機器や治療システムにおける有力な候補として位置づけられており、本講演ではこれらについて紹介する。
細田秀樹(先端材料研究コア・教授)
20251001