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S2TEP2
S2TEP2
FIRSTS2TEP2
研究所の目的
- 情報,電気電子,機械,材料,建築などの異なる研究分野を基礎として,これらの相互連携により新たな異分野融合領域を創出し,実社会に適用可能な技術を開発し,学術及び産業に貢献することを主要な研究目的としている.また異分野融合推進のため,学内他研究所・学院とのエフォート分割,他大学や産総研とのクロスアポイント制度など,人事システムの活用による連携活動も進めている。
- 上記で創出した新技術の社会実装を推進するため,教員と企業の組織的連携が可能な共同研究講座等の設置を積極的に進めており,令和元年度では下記5つの共同研究講座等により産学コラボレーションを行っている。
①実大加力実験工学共同研究講座
研究目的:地震に対する建物の損傷制御と機能保護
②ニューフレアテクノロジー未来技術共同研究講座
研究目的:電子ビーム描画装置及び先端薄膜形成装置の性能向上
③リバーフィールド次世代手術支援ロボットシステム共同研究講座
研究目的:ロボット技術を駆使し次世代の低侵襲治療に貢献
④コマツ革新技術共創研究所
研究目的:トライボロジー研究の深化による機械部品の高機能化と長寿命化
⑤エネルギースマートマテリアル&デバイス(スマートMD)共同研究講座 研究目的:次世代の医用デバイス材料の開発およびそのデバイス化
未来研の研究は,
異分野の融合したソリューション研究との親和性が高いと言えます。実際我々は,学内の連携はもちろんのこと,医療分野などへの研究展開を目的として学外との連携を進めており,文科省のネットワーク型共同研究拠点である「生体医歯工学共同研究拠点」として活動しています。また,東北大学歯学研究科との連携事業では,多くの教員が融合領域の研究を推進しています。産学連携についても積極的に活動しています。同時に,研究過程に内在し,キラリと光る基礎研究の種を見過ごさない眼力をも大切にしています。
そして,未来研のもう一つの未来像は,ビジョン駆動型研究を取り入れることでしょう。未来社会の姿を示し,その実現に向けて研究を進めていくことを大学の役割として再認識することで,研究課題は新しい姿に衣替えするでしょう。未来研は,名は体を表すが如く,豊かな未来の産業と社会に向けて研究を進めていくのに適した組織です。
こうした未来像に向けて,未来研は新たなSTEPを踏み出します。
FIRST S2TEP22020と名付けたこの取組をご紹介します。詳しくは、こちら
をご覧ください。
未来産業技術研究所は,未来の産業技術を担う研究組織として研究と人材育成を推進していきます。今後とも皆様からのご支援をよろしくお願い申し上げます。