トップ > 最新情報 > スーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得:藤澤克樹教授(デジタルツイン研究ユニット)
最新情報
9期連続、ビッグデータ処理で重要なグラフ解析性能で首位
東京工業大学、理化学研究所、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社、富士通株式会社による共同研究グループ※は、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた測定結果を大幅に向上させ、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-First Search:幅優先探索)部門において世界第1位を獲得しました。「富岳」としては9期連続で世界第1位となります。
このランキングは、現在ドイツ ハンブルクのコングレス・センター・ハンブルクおよびオンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「ISC High Performance 2024」に合わせて、Graph500 Committeeからウェブサイトにて発表されました。
大規模グラフ解析の性能は、大規模かつ複雑なデータ処理が求められるビッグデータの解析における重要な指標です。共同研究グループは、「富岳」を用いた大規模グラフ処理技術の開発を引き続き進めていきます。