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最新情報 > 未来研新任紹介(2022年4月1日)
最新情報
8名の新任の先生が着任されました
フォトニクス集積システム研究コア
相川 洋平 助教
相川洋平と申します。4月1日付で未来産業技術研究所の助教に着任いたしました。2017年に東京工業大学にて博士の学位を取得し,以降は沖縄工業高等専門学校にて助教として勤務してまいりました。専門は光通信工学です。なかでも光信号処理を中心に扱っています。現在までに,光処理による誤り訂正符号化技術の実現,多値変調光信号に対する尤度推定技術の確立などに取り組んでまいりました。光と電気の機能区分が融合しつつある現代において,光信号を機能的に制御し一部の電気処理を代替することで,大容量・省電力な通信技術の実現を目指しております。ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
先端材料研究コア
栗岡 智行 助教 2022年4月1日付で未来産業技術研究所先端材料研究コア曽根・Chang 研に助教として着任します栗岡智行と申します。2022年3月に本学物質理工学院応用化学系にて博士後期課程を修了いたしました。専門は電気化学および高分子材料で、博士課程では、温和な条件下での導電性高分子膜の機能化を目的とし、電気化学に着目した高効率反応系の構築について研究を行ってきました。今後は、研究の幅をより一層広げ、機能性ハイブリッド材料や電極触媒材料の開発を通して、社会の発展のために貢献して参ります。至らぬところも多くあるかと存じますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
生体医歯工学研究コア
周 東博 助教
令和4年4月1日付けで,未来産業技術研究所・生体医歯工学共同研究拠点の助教に着任しました。周東博です。
本学で博士学位を取得した後,未来産業技術研究所の特任助教や研究員を歴任しました。専門分野はロボティクスおよび人間機械インタラクションです。これまでには,手術支援ロボットにおいて,術者に触覚フィードバックを提供できる制御システム,ロボットハードウェアの改良設計,および術中のアクティブビジョンフィードバックを取り組んできました。
生体医歯工学共同研究拠点に参加した本学および他大学の研究環境を活用して,次世代の手術支援ロボットを開発し,医療現場のDXおよび知能化を加速することを目指します。
応用AI研究コア
Jin Ze 助教 平成30年12月10日付で未来産業技術研究所助教に着任いたしましたJin Ze(靳泽)です。2016年9月に九州大学において学位を取得し,米国ペンシルベニア大学放射線科医用画像処理グループにおいてポスドク研究員を経て,本学の科学技術創成研究院未来産業技術研究所鈴木研究室の助教に着任いたしました。医用画像処理やコンピューター支援診断に関する研究に取り組んできました。今後は,これまで取り組んできた研究を更に発展させるとともに,最先端のAIの開発と応用により,世界トップクラスの診断・治療支援システムの開発に挑戦したいと思います。ご指導ご鞭撻の程,どうぞよろしくお願い申し上げます。
量子ナノエレクトロニクス研究コア
白根 篤史 准教授
2022年4月1日付で、未来産業技術研究所の准教授に着任いたしました白根篤史と申します。東京工業大学にて博士課程を修了後、東芝に入社し、無線通信用集積回路の研究開発、その後、日本電産において無線通信機能を持つインテリジェントなモータについて研究を行ってきました。2018年に東工大の助教に着任以降、超小型衛星に搭載可能な無線機や、無線電力伝送の研究に取り組んできました。これから、無線通信のカバレッジを現在よりもさらに拡張し、宇宙まで展開するための無線通信向け集積回路や、カーボンニュートラル時代を切り拓く無線電力伝送を利用した電源を必要としない無線機の実現を目指していきます。今後ともよろしくお願いいたします。
都市防災研究コア
石原 直 教授
2022年4月1日付で未来産業技術研究所教授に着任いたしました石原直と申します。都市防災研究コアに所属します。専門は建築構造、地震工学などです。2000年3月に東工大で博士課程を修了した後、建築研究所、国土技術政策総合研究所で主に建築構造関係の技術基準に関する研究を行ってきました。東日本大震災の後には、天井の脱落対策、津波避難ビルの設計用荷重、大規模間仕切り壁の耐震性などに関する研究を実施するとともに、国の基準・施策に技術的な面から支援を行ってきました。その他にも積雪後の降雨に関する荷重、流域治水関連の建築物の洪水荷重などの検討にも携わってきております。未来研では他分野の方との連携も通じて、建築・都市の将来像を描きながらこれまでの研究を発展させられればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
都市防災研究コア
Pradhan Sujan 助教
令和4年4月1日付けで,科学技術創成研究院・未来産業技術研究所の都市防災研究コア助教として着任いたしました,パラダン スージャンと申します。令和4年3月に大阪大学で博士の学位を取得いたしました。以前は,RC造梁の主筋座屈に関する研究および振動台実験によるレンガ組積造壁の面外性能評価と補強方法,そして,組積造壁の面内・面外性能を考慮するRC建築の耐震性能評価に取り組んでおりました。最近では,CLT壁を有するRC構造の耐震性能に関する研究に従事しております。将来的には,地震時の構造物の性能を向上させるために,柱梁接合部の性能評価や補強に関する研究に取り組んでいきたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。
コマツ革新技術共創研究所
赤木 泰文 特任教授
2022年4月1日に未来産業技術研究所に特任教授として着任しました赤木泰文(Akagi, Hirofumi)です。1979年3月に本学大学院電気工学専攻博士課程を修了し、長岡技術科学大学、岡山大学を経て、2000年1月1日付で東工大に転勤となり、2017年3月末に工学院電気系を定年退職し、その後は工学院とイノベーション人材養成機構の特任教授を務めました。専門はパワーエレクトロニクスとその産業、電力、交通・運輸への応用です。よろしくお願いいたします。