トップ > 最新情報 > 伊賀健一名誉教授が,町田市から名誉市民として顕彰を受けました(2021年9月30日)
最新情報
受賞者 | 伊賀健一名誉教授 |
受賞先 | 東京都町田市 |
受賞日 | 2021年9月30日(木) |
2021年9月30日(木)に,伊賀健一名誉教授が町田市名誉市民として顕彰を受けました。町田市名誉市民は5人目となります。町田市名誉市民とは「市民又は市に縁故の深い者で,公共の福祉の増進,学術,芸術その他の分野の興隆又は地方自治の進展に寄与し,もって市民の生活および文化に貢献しその功績が顕著で市民の尊敬を受けるものに対して」贈られると定められています(町田市ホームページより)。
このたびの顕彰は,伊賀名誉教授の1977年に発明になる垂直共振器型面発光レーザー(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser, VCSELと呼ばれます)の研究開発の世界的な発展と,発明と基礎研究が光ファイバー通信,コンピューター用マウス,スマートフォンの顔認証機能などへの実用化に寄与したことが評価されたものです。
これまでの町田市名誉市民はいずれも芸術関係者であり,科学技術関係者としては初めての顕彰となります。
このたびの顕彰に対して伊賀名誉教授のこれまでの功績を改めて祝しますとともに,未来産業技術研究所に所属する一員としてお悦び申し上げます。
町田市の名誉市民としては,畦地梅太郎,白州正子,三橋国民,荒谷俊治のいずれも著名な芸術家の方々でした。このたび,科学技術分野から選ばれたことは大変な名誉であり,深く感謝しております。<wikipedia/東京工業大学の人物一覧>等を見る限り,本学関係者での名誉市民としては,大野一造・刈谷市名誉市民,高柳健次郎・浜松市名誉市民,末松安晴・中津川市名誉市民,濱田庄司・益子町名誉町民,島岡達三・栃木県名誉県民などが見られます。この顕彰により,多くの若い皆さんに科学技術への興味を持って頂くきっかけになれば大変嬉しいです。
植之原裕行教授(フォトニクス集積システム研究コア)
http://vcsel-www.pi.titech.ac.jp/