トップ > 最新情報 > 小池研究室 犬飼康裕〔M2〕が,「CGエンジニアリング検定エキスパート」にて文部科学大臣賞を受賞(2016年5月16日)
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受賞者 | 小池研究室 犬飼康裕〔M2〕 |
受賞先 | 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会) |
賞 | 文部科学大臣賞 |
研究課題 | 光領域での尤度推定技術に基づく低遅延論理回路に関する研究 |
受賞日 | 2016年5月16日 |
この度はこのような賞を頂くことができ光栄です。
私は学部時代にアニメーション研究会に所属していて、他メンバーと共同して手描きアニメーションを制作していました。そこでアニメ制作に3DCGを利用しようとフリーの3DCGソフトを触ったことがきっかけでCGに 興味をもち、セルアニメ調の見た目で出力できるように試行錯誤したのですがなかなかうまくいかず、それによりCGの原理や理論的な側面を学ぶ必要性を感じました。勉強に使用した教科書がCG-ARTS協会のものであったことから同協会の開催している検定を知り、折角勉強したことであるし、力試しだと思い受験しました。
最近では日本のセル調アニメにおいても「楽園追放」など全編フルCGで制作された作品が人気を博しており、また「ガールズ&パンツァー」「アイカツ!」など手描き作画と組み合わせて利用されることも多く、 これからもアニメーションにおけるCG技術の重要性は増していくものと思われます。さらにアニメに限らず、3Dプリンタの普及等によりCGは画面内だけのものではなくなっており、これからさらに生活の中に溶け込み、より身近なものとなっていくでしょう。
現在所属している小池研究室は直接CGを研究対象にしている訳ではありませんが、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションや情報可視化といったテーマにおいて間接的に利用することは多々あり、CGの知識を生かせる環境にあります。そのため、今回学んだ知識をこれからの研究に役立てていければと考えております。
小池康晴教授(知能化工学研究コア)
http://www.bioif.iir.titech.ac.jp/klab/