トップ > 最新情報 > スーパーコンピュータ「富岳」を用いてGraph500の世界第1位を獲得:藤澤克樹教授(デジタルツイン研究ユニット)
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11期連続首位、高いビッグデータ処理能力を証明
東京科学大学(Science Tokyo)、理化学研究所、株式会社フィックスターズ、日本電信電話株式会社、富士通株式会社による共同研究グループ※は、大規模グラフ解析に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである「Graph500」のBFS(Breadth-First Search:幅優先探索)部門において、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた測定結果により、引き続いて世界第1位を獲得しました。「富岳」としては11期連続での世界第1位となります。
「Graph500」のスコアは約204 TeraTEPS(テラテップス)です。
このランキングは、現在ドイツ・ハンブルクのコングレス・センター・ハンブルクで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算)に関する国際会議「ISC High Performance 2025」に合わせて、高性能計算分野の国際的な専門家グループである Graph500 実行委員会から発表されます。
大規模グラフ解析の性能は大規模かつ複雑なデータ処理が求められるビッグデータの解析における重要な指標です。共同研究グループは「富岳」を用いた大規模グラフ処理技術の開発を引き続き進めていきます。
スーパーコンピュータ「富岳」