トップ > 最新情報 > 奥村研究室 藤田正悟〔M2〕が,情報処理学会第250回自然言語処理研究会(NL研)において若手奨励賞を受賞(2021年9月28日)
最新情報
受賞者 | 奥村研究室 藤田正悟〔M2〕 |
学会名 | 情報処理学会 第250回自然言語処理研究発表会(NL研) |
賞の名称 | 若手奨励賞 |
受賞論文 | 抽出型複数文書要約における文順序を考慮した評価 |
受賞日 | 2021年9月28日(火) |
抽出型要約は元の文書において重要度が高い文を抽出し要約として再構成する手法であり広く使われている。その一方,この方法では複数文書を横断して重要文を抽出し要約を構成する際に,抽出された文の順序が適切ではない場合がある。解決策として既存の文並び替えモデルを使って文並び替えを行うことが考えられるが,抽出型要約に適した文並び替えの教師データが存在せず,尚且つ抽出型要約において並び替えを考慮した評価尺度が存在しないという問題がある。そこで我々は抽出型要約に適した文並び替えの教師データの作成手法と抽出型要約を並び替える場合の評価指標を提案する.いくつかのベースラインと比較した結果,我々の評価指標は特に一貫性において人手評価と高い相関を示した。
奥村・船越研究室(知能化工学研究コア)
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