トップ > 最新情報 > NHK Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門」に伊藤浩之准教授が出演(2019年6月5日)
最新情報
番組名 | NHK Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門」 |
タイトル | 第10回「味わう」 |
放送日 | 2019年6月5日(水)22:50~23:20 |
出演者 | 伊藤浩之准教授(電子機能システム研究コア) |
「人間ってナンだ?超AI入門」は,実用化されているサービスや製品の中でどうAIが使われているか,そこに流れる思想は何か,現場取材を通して迫り「人間とは何か?」を考える知的教養番組です。
今回は,「味わう」をテーマにする回で伊藤准教授も研究・開発に加わった,AIによる「牛の行動観察システム」を解説し,実際の現場の様子として信州大学の農場で撮影を行いました。
信州大学の農場での撮影の様子
専門は電子回路工学なのですが,色々な縁があり東工大『サイレントボイスとの共感』地球インクルーシブセンシング研究拠点(EISESiV)で酪農・畜産に関するプロジェクトを楽しくやらせて頂いています。国際的に重要になってきているアニマルウェルフェアを国内・アジアで普及・推進するための仕組み作りと,それを支え酪農・畜産の生産性向上と効率化に貢献する牛群管理システムの研究開発を進めているところです。牛の状態(発情や疾病、それらの前段階など)は牛の行動の変化から分かる場合があるため,我々は,牛にセンサを取り付けて,その加速度データ等からAIを使って牛の行動を推定する技術の研究開発を進めています。 番組では,このシステムのキーテクノロジーの一つであるEdge AI技術(牛に取りつけたセンサ内でAI処理を行う技術)に関して取り上げて頂きました。 AIは私自身勉強中で語れるほどの知識や経験が無いのと,インタビュー慣れしていないこともあり,分かりやすい説明ができていたか正直なところ不安しかありませんが,少しでも皆様の参考になれば幸いです。