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水野洋輔助教（電子機能システム研究コア）らが，電気通信普及財団より第34回テレコムシステム技術賞を受賞（2019年3月20日）

受賞2019.03.20

受賞者	水野洋輔助教，中村健太郎教授
受賞先	電気通信普及財団
賞	第34回電気通信普及財団賞（テレコムシステム技術賞）
受賞論文	Ultrahigh-speed distributed Brillouin reflectometry
受賞日	2019年3月20日（水）

受賞内容

科学技術創成研究院　未来産業技術研究所　水野洋輔助教と中村健太郎教授，および共同研究者らは，電気通信普及財団より，第34回電気通信普及財団賞テレコムシステム技術賞を受賞しました。本賞は，情報通信の普及・振興・発展に貢献する優れた研究論文を表彰しその功績を顕彰するもので，今回，Nature Publishing Group出版のLight: Science & Applications誌に掲載された論文「Ultrahigh-speed distributed Brillouin reflectometry」（vol. 5, e16184（2016））に対して受賞しました。
３月20日（水），帝国ホテルにて贈呈式が開かれました。

審査員コメント

本論文では，光ファイバセンサの実用化に向けて，電圧制御発振器を用いてブリルアン散乱スペクトルを高速に得る技術と，ブリルアン周波数シフトを直接取得する位相検波技術を考案し，片端からの光入射によって伸び縮みや温度変化の分布をリアルタイム，かつ高分解能で測定するブルリアン光相関領域反射計を開発している。社会インフラの耐久診断への実装可能性もあり，光ファイバの適用領域の開拓として興味深い内容である。

問合せ

水野洋輔助教（電子機能システム研究コア）
http://www.nakamura.pi.titech.ac.jp/ymizuno/

中村健太郎教授（電子機能システム研究コア）
http://www.nakamura.pi.titech.ac.jp/

科学技術創成研究院